裁判員1日目後半~4日目

(注:以下の「裁判員1日目」の続きです。)
http://akio-s.cocolog-nifty.com/akios_spark/2010/02/post-acdd.html

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いよいよ法廷。

自分も犯人がどのように裁判にまで持ち込まれるのか、はっきりわかっていなかったので、ここで整理します。

事件発生

警察が捜査し、証拠を集め、犯人の可能性が高まると、裁判所に逮捕令状を申請する。
この令状による逮捕は通常逮捕だが、現行犯逮捕・緊急逮捕というものもある。ちなみに今回の事件に関しては、現行犯逮捕。

間違いなく犯人だと判断されると、身柄が検察庁に送検される。

検察庁であらためて取り調べ。
供述調書や各種証拠書類を収集・作成し、
裁判で犯罪事実を証明できると判断した場合、起訴され裁判になる。

▼参考ページ
刑事裁判ウオッチャーレポート「刑事裁判の流れを知ろう!」:
http://keijisaiban.at.infoseek.co.jp/newpage4.htm

ここからは、
「あなたが犯人ですね?これくらいの刑を求めます」という検察側(検察官。検事とも言う)と、
「犯人です/私はやってません」という被告(被告人)と弁護士による弁護側、
そして、双方の言い分と証拠「だけ」によって、あくまでも客観的に判断する、裁判所側(裁判官と、場合によっては裁判員)。なお、司会のような立場として法廷を取り仕切る裁判官は裁判長と呼ばれるが、評議の際には全ての裁判官は対等な立場とのこと。
基本的には、この三者によって裁判が進められます。

刑事裁判の流れは、以下の通り。

開廷宣言

人定質問(目の前の被告人が間違いないかどうかを確認)

罪状認否(起訴状の内容を認めるかどうかを被告人に質問)

冒頭陳述(検察側の起訴状朗読、弁護側の意見陳述)

この後、事件について、
証拠調べ→証人尋問→被告人質問(弁護側、検察側、裁判官)
…という流れになるが、複数の事件があれば、この部分を事件の数だけ繰り返します。

最後に、検察側の意見陳述(ここで求刑●●年と示される)、弁護側の意見陳述、被告人本人に最終陳述の機会を与え、判決の日時を裁判長が伝えて、結審します。

この後、法廷でのやりとりや証拠を元に、裁判員裁判の場合は裁判官と裁判員とで非公開で評議します。
翌日あるいは数日後の判決の日時までに、有罪か無罪か、有罪の場合は量刑を、決定しなければなりません。

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今回の事件は、被告は事件についてはほぼ全面的に認めているため、有罪か無罪かの争いはありませんでした。
また、性犯罪という側面もあり、被害者の氏名や住所などのプライバシーに関する情報はもちろん、犯行現場もほとんど明かされていません。
それゆえ、被告人の普段の行動パターンなどの背景も、場所的な面ではあまり積極的に明かされはしませんでした。

確かに、被告人は犯行を認めているという点では争いはないのですが、量刑を決めるに当たって障害にならないのかという心配はあるかもしれません。
その点については、証拠として上がっている場合は必要があれば当然参照はできます。

さて、法廷での証拠調べ等が終わり、いよいよ裁判官3人+裁判員6人の「評議」に入ります。

しかし、評議の内容、評決の数、裁判員のプライバシーなどは、明かすことができませんので、ここでは触れません。
これらの秘密は、一生守らなければいけません。いわゆる「守秘義務」というヤツです。家族にすら話してはいけないということになっています。

この評議を経て、最終日に裁判長が判決を言い渡しました。
判決言い渡しは、4日目の午後3時。これは評議の進み具合にも依りますが、評議で決まってしまえばあとは文書としてまとめるだけですし、その文書のほとんどは評議中に固めてしまうので、意外に時間はかからないようです。
最後に裁判長から一言告げる時間もあるのですが、それについては今回は特に他の裁判官や裁判員からの意見は含まれませんでした。

さらに記者会見があるわけですが、このへんのことから全体的な感想については、最終章までおあずけということでm(__)m。

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あー、やっと言える。

函館管内初の裁判員裁判。
出てきました。裁判員として(^^;;;。

詳しくは後ほど書きます。しばらくお待ち下さい。
4日間の拘束は、長かったような短かったような。

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ひとまず写真から。

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「裁判員グッズ」をもらいました。筆記具・便箋。
そして、ピンバッジはシリアルナンバー入り!

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あとは、お弁当。
これが唯一の現場写真か(許可は得ています)。
ちなみに、支給ではありません。500円です(爆)。
これはもちろん、裁判所の食堂によって違うでしょうね。

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