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十勝バス

十勝バス。そういえば地方バスで全国初の増収を果たした企業としてテレビ番組でも取り上げられてたあのバスだよなぁ…と、途中で気づいた。
駅前から病院の距離は確かにそこそこあるのだが、料金だけ見ると結構高い。例えば地元の函館バスは、いわゆる市街地の範囲だと220~300円程度の範囲だったと思うが(ただしちょっと近郊路線に踏み出すと急激に高くなる)、十勝バスは帯広市内でもフツーに300円を超える。
それでも初乗りや近距離は140円や170円という設定もあるので、利用はしやすいかもしれない。実際、2~3区間だけ利用する家族も目撃している。
そして利用のしやすさといえば、何よりもバス停間の距離がとても近い。元々そういう設定だったのかはわからないが、住宅街の中を貫く裏道のような道路沿いに、普通に2~3つのバス停がある。場所によっては、次のバス停が目視できるほどだ。
この度1ヶ月以上帯広に滞在することになり、もちろん車もない状態なので、バス利用に関していろいろ調べたのだが、どうやら土日だけ出かけるなら定期券よりも回数券の方が使いやすそうだ。しかも通常の回数券は10枚分の料金で11枚なのだが、土日限定回数券だと13枚もついてくる。これは、土日祝日は終日、平日でも下車時刻が10~17時または19以降だと使えるのだ。要するに、通勤通学時刻以外は使えるということ。しかも価格設定は一覧にしてないほど細かくなっているらしい。なお一度に3枚までしか使えないので注意。

さて、既に何度か利用させてもらった中でのエピソードをいくつか。
まず、病院から駅前に出る際のこと。まだ2回目くらいの乗車の時だったが。
病院を通る路線の一つに循環線があるのだが、周り方が2通りある。駅前までならどちらに乗っても問題ないのだが、その先に行く際にはどちら周りなのかを確認した上で乗らなければいけない。
しかし、時刻表で路線図もしっかり確認したつもりだったのに、逆向きに乗ってしまったことに、駅前が近づく頃に気づいた。
駅前に着いて停車時間が少し長い間に、運転手さんに確認したところ、やはり逆向きだったらしい。
するとそこで運転手は、他のバスにすぐに無線で連絡。反対周りのバスにこの先合流するバス停があるので、そこで乗り換えさせてくれるという話をつけてくれた。
その連絡自体もスムーズだったのだが、何より無線連絡しようとするまでがまず手早く、更に路線だけでなく時刻表もアタマに入ってるような素晴らしい対応だったのだ。
そして駅前の先のバス停で、横付けされた反対周りのバスに乗り換えさせてもらい、無事目的地にたどり着くことができた。
あともう一つ。駅前からバスに乗った際、入れ替わりに降りようとした観光客らしき乗客に運転手が「この辺でジンギスカン食べられるところない?」と訊かれ、すぐに「この近くにある『平和園』ってすごく美味しいですよ!ウチらもよく行きます!場所は…」と細かく説明。その対応も素晴らしかった。
何度か乗るうちに、バス内に「平成25年度おもてなし経営企業選」なるステッカーが。それもうなずける運転手たちの対応だったように思う。

後日、十勝バスをとりあげたテレビ番組の概要が書かれたサイトを拝見。
そのバス会社がやったことは、沿線の住民に時刻表や路線図を配るという、いわゆるバス会社としての「営業活動」だったという。
確かにこの取り組みは素晴らしいのだろうけど、乗客の立場からすると、それさえあればもっと利用しやすいのに…といつも思っていること。逆に言うと、近くにバス路線がある家だというのに、時刻や路線が変わっても沿線の家々に戸別に何のアナウンスもないなんて…って、いつも思っていたことだ。
こんなこと、ごく単純なことにしか自分は思えないのだが、バス会社の立場ではわからないものなのだろうか。
地元のバス会社が全くそういうことをしてないのを見ると、これは全国のバス業界全体で取り組むべきことなんじゃないかと、思っている。

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