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映画『わたし出すわ』

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ゆうべ、自分もエキストラ参加した、映画『わたし出すわ』がテレビ放映されていたので、深夜眠い目をこすりながら、全編を通して観ました。
DVDは持っていたのですが、実は通して観たのは初めてでした。

森田芳光監督の映画は、この監督の映画だと意識して観たことはなく、全編通して見たことがあるのは『失楽園』だけでしょうか…これも深夜に観たのであまり覚えてないのですが…。
ほぼ前編函館ロケの映画で、自分を含めて市民エキストラも多数出演しており、DVDを手に入れてからは、まず自分の出演シーンを確認(手順としては違ってるような気もしますが…)。それからしばらく全体のストーリーを把握したことはなく、テレビ放映はそのいい機会となりました。

映画そのものも、とんと観てなかったのですが(たぶん『海炭市叙景』以来?)、映画らしい映画、映画じゃないと描けない映画、懐かしい感じの映画を、久々に観た気がする…そんな感想を持ちました。

お金にまつわるストーリーなんてのはある程度想像できるわけで、その小さなエピソードのいくつかが主人公の周りで起こっていく…という感じでしょうか。で、そのエピソードの全てに当然ながら主人公が関わっていくわけですが、その関わり方がちょっと特殊。
それは、まさにタイトルの「わたし出すわ」の通り、主人公のマヤが同級生に対してほぼ何のためらいもなく、それぞれに必要だと思われるお金を無償でポンと渡してしまうのです。それに対して、当の同級生たちやその周りの人たちがどのように反応するのか…。
そのお金の出所や、マヤのかつての仕事などは、そんなにハッキリとは最後まで示されることはありません。また、細部に関しては、いろいろとツッコミどころもないではありません。詳しくはネットでレビューを検索すればいくつか出てきます。
全体を通しても、決してテンポがよいわけではないですし、出だしの掴みも弱い感じがしないでもありません。
それでも自分は、一般の評価以上に良い感触を受けました。そして「あぁ、久々に『映画』を観たなぁ」という感覚に陥ったのです。なんでだろうなぁ。なんでかは、わからないけど。

他の森田監督の映画も、少しずつでも観ていこうかな。
それにしても、亡くなるのが早すぎです、森田監督…。あらためて、ご冥福をお祈りしますm(_ _)m。

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